海外駐在・海外出張に必要なTOEICの目安は?【リアルな実態】

海外駐在・海外出張に必要なTOEICの目安は?【リアルな実態】

「海外駐在員や海外出張に必要なTOEICってどれくらいなんだろう?」と、悩んでいませんか?

 

海外駐在員や海外出張者に抜擢されるためには、TOEICが必要という声もありますよね。

 

でも実際のところ、海外赴任・海外出張にTOEICは必要なのか、その”リアル”は、あまり知られていないことが事実です。

 

早速「結論」からお伝えすると

 

  1. 海外駐在・海外出張にTOEICスコアは必要ない
  2. それでも、海外駐在・海外出張をしたいなら、TOEIC高得点は取っておくべき

 

これが結論です。

 

本記事では上記の理由を始め、「海外駐在・海外出張を目指す方向けの勉強法」までを、わかりやすく解説します。

 

私は海外勤務を過去にしており、数多くの海外駐在員や出張者をこの目で見てきました。その過程で、駐在員や出張者がどれくらいのTOEICスコアか、リアルな実態を把握してきました。そのような実体験をもとに「海外駐在員・海外出張者とTOEICの関係」について、実態を解説します。

 

 

海外駐在・海外赴任はTOEIC高得点がなくても務まる理由

海外駐在・海外赴任はTOEICスコアがなくても務まる理由

 

まず初めに、海外駐在員・海外出張者として仕事をする上で、TOEIC高得点は必要ありません。

 

なぜなら、TOEICスコアが高い人が、実践で英語を使えるわけではないからです。

 

例えば、TOEIC900点以上を取っているのに、英語を話すとなるとてんでダメな方はたくさん存在します。

 

事実、私の周囲でも、TOEICが900点以上あるのに、会話となるとうまく話せない方は結構な割合でいます。

 

逆に、TOEICは700点台でも、日常英会話やビジネス英会話を問題なく話せる方も存在します。

 

このように、本質的にいえば、「TOEICスコア」と「実際に英語が使えるかどうか」は、イコールではないんですよね。

 

ですから、TOEIC高得点を取っていなくても、「英語を話す実践的な力」さえつけていれば、海外駐在・海外出張は十分務まりますし、活躍することはできます。

 

それでも海外勤務や海外出張を目指すならTOEIC高得点を取っておくべき3つの理由

それでも海外駐在・海外出張を目指すならTOEIC高得点を取っておくべき理由

 

TOEICスコアがなくても海外駐在・海外出張は務まりますが、それでも、海外駐在や海外出張を目指すなら、TOEICで高得点を取っておくことをおすすめします。

 

なぜかというと、理由は次の3つです。

 

  1. 海外駐在員・海外出張者を選ぶ際にTOEICが指標になることがあるから
  2. TOEIC高得点は、海外駐在・海外出張以外でも役立つことが多いから
  3. TOEIC学習の過程で、ベーススキルを身につけることもできるから

 

それぞれ解説します。

 

1. 海外駐在員・海外出張者を選ぶ際にTOEICが指標になることがあるから

一つ目の理由は「企業が海外駐在員や海外出張を選ぶ際に、TOEICスコアが指標になることがあるから」です。

 

この根拠は、TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会の調査で出ています。調査結果によると、約5〜6割の企業が、海外駐在や出張者を選ぶ際に、TOEICテストのスコアを目安にしているとのことです。

 

つまり、5〜6割の企業においては、TOEICで一定以上のスコアを取っていないと、足切りされてしまう可能性があるということです。

 

海外出張・海外駐在におけるTOEICスコアの目安【海外出張はTOEIC620点、海外駐在はTOEIC630点が目安】

では実際にどのくらいのTOEICスコアが必要かというと、TOEIC公式の調査結果を引用すると、次の通りです。

 

海外駐在 海外出張 TOEIC 目安

出典:海外出張や赴任の基準 | 国際ビジネスコミュニケーション協会

 

海外出張者」に求められるスコアTOEIC620点
海外赴任者」に求められるスコアTOEIC635点

 

上記の通り、海外出張の場合は「TOEIC620点」、海外駐在の場合は「TOEIC635点」を目安として、企業側は見ていると調査結果が出ています。

 

ですから、上記TOEICスコアを取っていない限り、願えど願えど、いつまで経っても駐在員や出張者になれないかもしれないんですよね。

 

事実、私の知人に大手グローバル企業で人事担当をしている方がいますが、海外赴任者を選定する際に、TOEICスコアを見ているとのことでした。

 

一方で、全ての企業がTOEICを指標にしているかというと、そうでないことも事実です。前述の統計によると、4〜5割は参考にしていないということになるからです。

 

事実、私の知人で駐在員になった人はTOEIC400点台でしたが、駐在員に選ばれていました。そういうケースももちろんあるということです。

 

とはいえ、TOEICスコアが駐在員・出張者に選ばれる指標になり得る以上、TOEIC高得点を取っておいた方が、駐在員や出張者になりやすいことは事実です。

 

2. TOEIC高得点は、海外駐在・海外出張以外でも役立つことが多いから

二つ目の理由が「TOEIC高得点を取っておくと、海外駐在や海外出張以外でも役立つから」です。

 

特にTOEICスコアが役立つのは「就職」や「転職」の時です。

 

特に「TOEIC800点くらい」を取っていると、転職だけでなく、昇進や昇格においても、TOEICスコアが有利になりやすいです。

 

というのも、TOEIC公式が2,442社の企業へ統計を取った結果によると、企業側は「転職ではTOEIC620点」、「昇進・昇格ではTOEIC515〜600点」を基準に見ている平均値が出ているからです。

 

海外駐在 TOEIC
転職」で求められるスコアTOEIC620点

 

海外駐在 TOEIC
昇進・昇給」で求められるTOEICスコア係長・主任:515点
課長:530点
部長:565点
役員:600点

 

社会人の転職・昇進・昇格で求められるTOEICスコア
  • 今の会社から「転職」を目指す:TOEIC620点が求められるスコア
  • 今の会社で「昇進・昇格」を目指す:TOEIC515点〜600点が求められるスコア

 

ですので、TOEIC800点くらいを取っておくと、TOEICスコアが有利になりやすいですよ。

 

 

例えば「日系グローバル企業」や「外資系企業」は、採用要件に一定以上のTOEICスコアを設けているところが特に多いです。

 

上記のような「日系グローバル企業」や「外資系企業」へ就職・転職を目指す場合、TOEIC高得点を取っておくと、内定を勝ち取りやすくなります。

 

また、英語ができる人材は「年収水準」も高いので、年収をあげて転職も目指せます。

 

特に外資系企業は、日系企業よりも100万円単位で年収が高いです。ですから、転職するだけで、年収100万円アップや200万円アップも目指していけます。

 

このように、TOEIC高得点を取っておくと、就職や転職などが有利になるメリットがあります。

 

3. TOEIC学習の過程で、ベーススキルを身につけることもできるから

TOEIC学習をすると、得られるのはTOEICスコアだけではありません。

 

TOEICはリスニングとリーディングパートに分かれているので、学習を通じて、リスニングやリーディングのベーススキルも身につけることができます。

 

特に「リスニング」は、実践的な英会話でもそのまま使える能力です。ですから、TOEIC学習をしておくと、その後に英会話を学ぶ際も、一歩リードした状態から始めることができます。

 

海外駐在員・海外出張者のTOEICスコアの目安【570〜810点が目安】

海外駐在員・海外出張者のTOEICスコアの目安【570〜810点が目安】

 

では海外駐在員、海外出張者を目指すにあたって、実際の何点を取っておけばいいかというと、結論、取るべきスコアはTOEIC570〜810点となります。

 

その根拠も、前述したTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が行ったリサーチ結果にありました。

 

海外駐在 海外出張 TOEIC 目安

出典:海外出張や赴任の基準 | 国際ビジネスコミュニケーション協会

 

これを見ると、企業が海外駐在員・出張者に期待するTOEICスコアは「TOEIC570〜810点」となっています。

 

ですから、これから海外駐在員や海外出張者になりたい場合は、最低でも570点を取っておくと、駐在員・出張者候補として「名乗りをあげること」が可能と考えられます。

 

また、「700点以上」を取れれば、その時点で上記の中央値はクリアしていますし、「800点以上」を取れれば、かなり有利に働くでしょう。

 

ですので、これからTOEICを受験するなら「700点以上」「できれば800点以上」を取っておくと、有利になる場面は増えると考えられます。

 

海外赴任・海外出張に向けてTOEICを勉強するポイント

海外赴任・海外出張に向けてTOEICを勉強するポイント

 

海外赴任、海外出張に向けてTOEICを勉強するなら、意識しておくべきポイントがあります。

 

意識しておくべきポイントは、結論次の2つです。

 

  1. TOEICだけできても意味がないと意識する
  2. TOEIC以外でも役立つ力を身につける

 

それぞれ解説します。

 

TOEICだけできても意味がないと意識する

冒頭でもお伝えしたように、TOEICができるからといって、実際に英語を使えるとは限りません。

 

本当に大事なのは「使える英語力」です。だからこそ、TOEICだけできても意味がないことを意識した上で、学習に取り組む必要があります。

 

TOEIC以外でも役立つ力を身につける

TOEIC学習するなら前述通り、実際に使える英語力も身につけておくと、未来の選択肢が広がります。

 

特にリスニングは、TOEICに限らず、あらゆる場面で使える本質的な力です。

 

だからこそ、TOEIC学習を通じて、リスニング力など「実践で役立つ力」を身につけていくことも、意識して取り組みたいポイントです。

 

海外赴任・海外出張に向けたTOEICの勉強法

海外赴任・海外出張に向けたTOEICの勉強法

 

ここからは海外赴任・海外出張に向けたTOEIC勉強法を紹介します。

 

勉強法は大きく2つあります。

 

  1. 独学する
  2. スクールで学習する

 

この2つです。それぞれ解説します。

 

方法①:独学する

「独学で学習すること」が、海外駐在・海外出張に向けたTOEIC勉強法の一つです。

 

独学でTOEIC学習するメリットは「お金がかからないこと」です。TOEICの場合、教材を買っても数千円程度ですので、低価格でTOEICスコアアップを目指すことができます。

 

一方、独学でTOEIC学習するデメリットは「時間がかかること」と「挫折しやすいこと」です。

 

独学の場合、全部自分一人で学習し、わからないことも自分で解決する必要があります。またモチベーション管理をしてくれる人もいないので、自己管理ができないと、途中で挫折する確率が高くなります。

 

とはいえ、自己管理ができる方であれば、良質なTOEIC教材を使うことで、TOEIC700〜800点くらいなら十分実現できますよ。

 

海外駐在・海外出張に向けたTOEIC独学方法

手軽にTOEICの総合力を身につけるなら、おすすめはスタディサプリEnglish TOEIC対策コースです。

 

スタディサプリはTOEIC学習の定番アプリです。TOEICに必要な基礎力はもちろん、リスニング、リーディングパート対策もアプリ一つでバッチリできます。

 

加えて、TOEICカリスマ講師による「講義動画」もスマホで観れるので、本格的な学習もアプリだけで完結します。

 

海外駐在員・海外出張者を目指す方の目標である「TOEIC800点」くらいなら、これ一つでも到達できるほど、内容は優れていますよ。

 

私も長いこと使っていますが、満足度がとても高いです。

 

月額3,278円ですが、2.8ヶ月で効果実感している人が多いので、まずは3ヶ月程度使ってみると、良い結果につながると思いますよ。

 

なお、最初の7日間は無料で使えるので、利用するか悩む場合も、とりあえず使ってみるとイメージが湧くと思います。

スタディサプリEnglish TOEIC対策コース詳細を見る(公式サイトへ)

 

なお、その他のTOEIC勉強法については、スコア別のおすすめ独学法を以下記事でも詳しく解説しています。興味があれば以下も参考にしてみてください。

 

 

方法②:スクールで学習する

もう一つの方法が「スクール」で学習することです。

 

スクールでTOEICを学習するメリットは「短期間でTOEICスコアアップできること」です。

 

最近はTOEIC専門で、良質なスクールが出てきました。そういったTOEIC専門の英会話スクールを利用することで、独学よりも早い期間で、高得点を目指すことができます。

 

独学だと100点アップが限界な期間であっても、スクールで効率的な学習をすれば、200点、300点と目指すことも難しくありません。

 

特にTOEIC学習は、独学だと挫折する方も多いです。その点でスクールは、お金がかかる以上挫折しにくく、そもそも挫折させない学習サポートもあります。

 

お金はかかるデメリットはありますが、「時間をお金で買うイメージ」ですね。

 

TOEICで高得点を取れば、日系グローバル企業や外資系企業へ転職しやすくなるので、年収100万円、200万円アップも実現できます。そう考えると、100万円円の費用がかかったとしても、安い投資だと思いますよ。

 

海外駐在・海外出張に向けたTOEICスクール

参考までに、TOEICに強く、受講者が実際にTOEICスコアアップを実現しているスクールを3つだけ厳選して紹介すると、以下の通りです。

 

おすすめTOEICスクール
  • PROGRIT【TOEICを2〜3ヶ月で大きく伸ばしたい方向け。サッカーの本田圭佑選手も受講しており絶賛しているスクール】
  • ライザップイングリッシュ【同じくTOEICを2〜3ヶ月で伸ばしたい方向け。挫折させない学習サポートが特徴】
  • トライズ【2ヶ月でTOEICスコアアップを実現。TOEICスコアアップ保障あり】

 

迷ったらこの3つがおすすめです。

 

PROGRITはTOEICスクールでも代表的なスクールです。TOEICスコアアップに必要な学習を、専属コンサルタントが設計してくれ、日々の学習も毎日サポートしてくれます。2ヶ月から受講可能です。

 

ライザップイングリッシュもPROGRIT同様、最短2ヶ月でTOEICスコアアップを目指します。挫折させない学習サポートが特徴なので、駐在前・出張前の期間でも、やり切ることができると思います。

 

最後のトライズは、こちらも2ヶ月でTOEICスコアアップを目指します。2ヶ月で規定のスコアアップができなければ返金保障があるので、リスクを下げた上で、TOEIC学習することができます。

 

もし少しでも気になる場合、どのスクールも「無料カウンセリング」を開催しているので、気軽に相談してみましょう。

 

どのスクールも海外駐在や海外出張目的で受講している人が多いので、何からどうやって学習すればいいか、本受講せずとも、無料でアドバイスしてくれますよ。

 

まとめ

海外駐在・海外出張に必要なTOEICの目安は?【リアルな実態】

 

述べてきた通り、TOEICスコアは必ずしも海外駐在・海外出張に必要ないとはいえ、それでも高得点を取っておくと、海外駐在員・海外出張者に抜擢される確率は高くなります。

 

TOEICで高得点を今のうちに取っておけば、就職や転職を通じて、今より高待遇で、良い条件の企業へ入ることもできます。

 

英語ができる人材の年収水準は高いので、年収100万円アップ、200万円アップも決して夢ではありません。

 

特に「TOEIC」は、正しい方法で学んでいけば、2〜3ヶ月という期間でも、100〜300点アップは目指せる分野です。

 

かける時間やお金に対して「リターン」が大きい分野だからこそ、数ヶ月短期集中で、TOEIC高得点は取っておくと良いんじゃないかなと思います。

 

そうすれば、海外駐在員・海外出張を始め、「キャリアの選択肢」は、今より間違いなく広がりますよ。