TOEIC500点のレベルは?500点を確実に超えていく勉強法

TOEIC500点のレベルは?500点を確実に超えていく勉強法

「TOEIC500点がなかなか取れない…」

「TOEIC500点のレベルってどれくらいなんだろう?上位何%?英検何級?」

「TOEIC500点を大きく超えていける勉強法が知りたい」

 

こんな風に悩んでいませんか?

 

TOEIC500点は「最初の壁」です。500点の壁にぶつかってしまい、それ以上のスコアになかなか到達できない方は意外と多いんですよね。

 

でも大丈夫です。本記事で紹介するTOEIC500点を超えていく勉強法であれば、TOEIC500点到達だけでなく、600点、700点も十分実現できますよ。

 

これを書いている私は、もともとTOEIC400点代でしたが、いろんな勉強法を試行錯誤しTOEIC700点を突破。現在は英語でプレゼンをすることもできるようになりました。

 

  • TOEIC500点を取れない….
  • TOEIC500点のレベルが知りたい
  • TOEIC500点を突破し、500点以上を目指せる勉強法が知りたい

 

いずれか一つでも当てはまるなら、本記事は有益になると思いますよ!

 

TOEIC500点のレベルは?やばい?

TOEIC500点のレベルは?

 

結論、TOEIC500点のレベルは「上位約66.9%」に入るレベルです。つまり、10人受講者がいれば、そのうち6〜7人が達成しているレベル感となります。

 

この根拠は、TOEIC公式が出している「受講者スコア分布データ」を見ると一目でわかります。以下画像を添付しますね(クリックすると拡大できます)

 

TOEIC 500点 レベル

出典:平均スコア・スコア分布 詳細 (第247回)

 

上記は500点ぴったりを境目にしたデータはないものの、500点とほぼ同義な495点の境目(赤枠)があります。ここから495点以上・以下の受講者割合を見ると、

 

  • TOEIC495点以上:全体の66.9%
  • TOEIC495点以下:全体の23.1%

 

このように、全体の約66.9%の人が、TOEIC500点超えとなります。

 

裏を返せば、TOEIC500点を取っていないと「平均より下」ということですね。

 

TOEIC500点はやばいんじゃないか..」と不安に感じる方もいますが、TOEIC500点は上位6〜7割の位置なので、やばいかというと、特にやばくはない点数と言えるでしょう。

 

これがTOEIC500点のレベル感です。

 

TOEIC500点の実際の英語力

TOEIC500点の実際の英語力

 

TOEIC500点の英語力は「英検2級レベル」と言われています。

 

英検2級は、高校生で言うと「高校3年レベル」なので、高校1〜2年生や中学生だと、TOEIC500点は難易度が高いスコアとなっています。

 

もう少し「英語を話す・聞く」に寄せて解説すると、TOEIC500点は「通常会話で最低限のコミュニケーションは取れる」を突破したものの、「日常英会話はまだ問題あり、複雑な場面のやり取りや、状況に応じたコミュニケーションはかなり難しい」と言うレベルです。

 

上記の根拠は、こちらもTOEIC公式データです。以下の図に、TOEICスコアと実際の英語力の相関は全てまとまっています。

 

TOEIC500点の英語力

出典:TOEIC公式サイト

 

これを見ると、TOEIC500点は「C:470〜730点」に入りますので「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務のコミュニケーションができる」とされています。

 

とはいえ、500点だとCの最下層に位置するので、その下「D:220〜470点」の方が英語力としては近いです。

 

ですから「通常会話で最低限のコミュニケーションは取れる」を突破したものの、「日常英会話はまだ問題あり、複雑な場面のやり取りや、状況に応じたコミュニケーションはかなり難しい」というレベル感なんですよね。

 

実際に私がTOEIC500点近くだったころを振り返っても、まさに上記のように、最低限のコミュニケーションは取れるけど、日常英会話で問題なく会話はできなかったですし、複雑な会話はてんで無理でした。

 

以上がTOEIC500点の実際の英語力です。

 

TOEIC500点を目指す戦略

TOEIC500点を目指す戦略

 

TOEIC500点を目指す戦略・コツを紹介します。

 

TOEIC500点を取る勉強時間

TOEIC500点を取る上でどのくらいの勉強時間が必要か、一般的に、TOEIC100点アップに必要な勉強時間は「約200〜300時間」が目安となっています。

 

著名なTOEIC専門講師で、TOEIC人気単語帳「金のフレーズ」著者でもあるTEX加藤氏は、TOEICスコアと勉強時間を分析した結果を次のように語っています。

 

TOEICの魅力は、勉強すれば確実にスコアが伸びることにあると思います。一夜漬けでは、英語力がない段階で高得点は取ることは難しいですが、勉強すれば確実にスコアが上がります。私の指導経験では、毎日3時間勉強すると、3カ月間で約100点スコアがアップするという結果がでました。つまり、200~300時間勉強で100点もアップすることができるのです。

引用:プロに聞くTOEIC勉強法 短期間でスコアを伸ばしたいなら、リスニングに重点を。 | マイナビニュース

 

上記の通り、TOEIC100点アップに必要な勉強時間の目安は200〜300時間なんですよね。これは実際の受講者のデータから統計を取っているので、事実と近しい数字となっています。

 

なので、今のあなたのTOEICスコアから逆算すれば、500点を取るために必要な勉強時間を簡単に出すことができます。計算できます。

 

  • 現在TOEIC200点の人:「600〜900時間」の勉強時間が必要
  • 現在TOEIC300点の人:「400〜600時間」の勉強時間が必要
  • 現在TOEIC400点の人:「200〜300時間」の勉強時間が必要

 

こんなイメージです。

 

例えば現在TOEIC300点で、半年先の180日後に試験がある場合、「400〜600時間」÷180日=「2.2時間〜3.3時間」が、1日の勉強時間の目安となります。

 

なお、上記で出した勉強時間はあくまで「目安」に過ぎません。

正しい勉強法で学習すれば、もっと少ない勉強時間で、スコアアップすることは十分可能ですよ!

 

TOEIC500点以上より「高得点」を目指す勉強法を最初から行う

TOEIC500点を突破したい場合、TOEIC500点を目指した勉強よりも、TOEIC600点、700点を目指す勉強法をした方が、結果として早く500点は到達できます。

 

500点ぴったりを目指す参考書を買い、次に600点ぴったりを目指す参考書を買う。こうやっていると参考書・教材代も余計にかかってきますので、正直勿体無いですよね。

 

一方で、TOEIC600点〜700点くらいは、質の高い同じ教材を徹底的に活用するだけでも、十分突破することができます。

 

ですから今回は、TOEIC500点を通過点とし、それ以上の高得点も同時に目指せる勉強法に絞って紹介しますね!

 

TOEIC500点を確実に超えていく勉強法

TOEIC500点を確実に超えていく勉強法

 

TOEIC500点を取るための参考書・アプリ・教材は多くありません。

 

結論、次の方法で勉強すれば、最短でTOEIC500点を突破し、それ以上の高得点を実現できますよ。

 

TOEIC500点を超えていく勉強法

1. 「スタディサプリ」のアプリで、TOEIC500点に必要な総合力をつける

2. TOEICの頻出単語を優先的に覚える

3. TOEICに必要な文法を覚える

4. TOEIC公式問題集で実践に慣れておく

番外:500点以上を早期達成するなら、専属コーチが付くTOEICスクールも検討

 

それぞれ簡潔に解説しますね!

 

1. 「スタディサプリ」のアプリで、TOEIC500点に必要な総合力をつける

TOEIC500点未満の場合、TOEICの総合力が欠如していることがほとんどです。

 

その場合は、「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」のアプリで、TOEICの総合力をつけることがファーストステップです。

 

スタディサプリEnglishは、リクルートが運営する英語学習アプリです。

 

TOEIC専門の「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」では、TOEICカリスマ講師による「神授業」と呼ばれる講義を観れるほか、リーディングやリスニング対策も、これ一つで全てできます。

 

TOEIC 500点 スタディサプリ

スマホでTOEICカリスマ講師の講義を観れます

 

TOEICで500点を超えていくためには、基本的なリスニング、リーディング、文法、単語といった基本スキルが必要不可欠です。

 

とはいえ、これらを全て参考書で揃えると、何冊も購入することになります。それだと費用もかさみますし、持ち運びも不便です。

 

その点「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」であれば、スマホで一つで1回3分から、いつでもどこでもTOEIC学習できます。

 

リーディングもリスニングも、文法も単語もこれ一つでベースは学べるので、参考書を買う必要はないんですよね。もちろんスマホだけでできるので、参考書の持ち運びの手間もありません。

 

TOEIC500点を超え、600点、700点と目指していくなら、スタディサプリEnglish一つを徹底的にやりこむだけでも、正直十分です。

 

なお、費用は月額3,278円ですので、3ヶ月使っても1万円以下です。質を考えれば高コスパですよ。

 

しかも今なら、TOEIC対策コースを利用すると「日常英会話コース」も無料でセットでついてきます。

 

社会人であれば1回の飲み会、学生であれば塾・予備校より圧倒的に安い価格で、TOEICも日常英会話も学べます。得られる英語力を考えるとかなり安いので、投資だと思って利用してみると良いんじゃないかなと思います。

 

なお、今なら「無料体験」でおためし利用できます。ちなみに前述した「神授業」も無料体験で観ることが可能となっています。

 

無料体験するためには有料会員登録を一度しておく必要がありますが、無料トライアル期間が終わる前に解約すれば、お金は1円もかからない仕組みです。

 

百聞は一見にしかず、まずは無料で使ってみることをおすすめします。

 

2. TOEICの頻出単語を優先的に覚える

TOEIC単語は前述したスタディサプリでも学べます。

 

ですが、TOEICでよく出てくる「頻出単語」から優先的に学びたい場合、頻出単語がまとまった単語帳で勉強することがおすすめです。

 

TOEIC500点におすすめの単語帳

TOEIC500点以上を目指す際におすすめの単語帳は「金のフレーズ」です。

 

金のフレーズは「TOEIC頻出単語の約1,000語」をまとめたTOEIC専門単語帳です。TOEIC単語帳の中では代表的参考書となっており、多くのTOEIC受講者が利用している本でもあります。

 

金のフレーズで出ている頻出単語は、過去のTOEICテストを徹底的に分析することで、本当によく出題される1,000語のみを徹底凝縮しています。

 

つまり、金のフレーズで出てくる単語には、一切無駄がないんですよね。TOEICで高い確率で出題されるからです。

 

加えて、短文フレーズが中心でとても覚えやすく、かつ、覚えたフレーズは実践でもそのまま使える例文も多くなっています。

 

私も金のフレーズはフル活用しましたが、金のフレーズ一つだけでも、TOEIC500点はもちろん、600点、700点レベルでも十分でした。

 

TOEIC単語帳は「金のフレーズ」一択で間違いないと思いますよ。

 

3. TOEICに必要な文法を覚える

TOEICリーディングで必要な文法は、スタディサプリ以外だと、以下参考書を使って勉強がおすすめです。

 

TOEIC500点におすすめの文法本

その本は1駅1題 新TOEIC TEST文法特急です。

 

この本は、TOEIC文法に関する解説が、他の本と比べてかなり「丁寧」に書かれていることが特徴です。

 

TOEIC初心者で、文法をゼロから学びなおしたい方にも最適です。これ一つでも、TOEIC500点だけでなく、600点、700点を超える文法力は身につきますよ。

 

4. TOEIC公式問題集で実践に慣れる

TOEICテストを受験するにあたり、TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編を使って、TOEICテストの実践形式に慣れておく必要があります。

 

公式問題集で特に意識しておきたいのは「時間配分」です。

 

TOEICテストを一度受験したことがあればわかると思いますが、TOEICテストは時間配分をきっちりやっておかないと、途中で時間が足りず、全部の問題を回答しきれない事態が本当によく起こるからです。

 

ですから、「このパートはこれくらいの時間で…」という風に、自分なりに本番想定し、イメージを持っておくことが大切です。

 

TOEIC公式問題集を、本番と全く同じ試験時間で繰り返し練習することで、時間配分や、TOEICテストの感覚にも慣れていきます。

 

このように準備をしていけば、TOEIC500点はすぐに超えることができますし、600点、700点とスコアアップも実現していけますよ!

 

番外. 500点以上を早期達成するなら、専属コーチが付くTOEICスクールも検討

ここまでは独学で500点を超える勉強法でしたが、

 

「就職活動や転職活動に向けて、500点以上は最低でも取っておきたい」

 

という場合は、TOEIC専属コーチが付く「TOEICスクール」を利用することもおすすめです。

 

TOEICスクールでは、TOEICスコアアップという目的のもと、専属コーチが学習の全てを徹底サポートしてくれます。

 

TOEIC500点以上を最短で取る勉強法を設計してくれるだけでなく、日々の学習がちゃんと計画通り進んでいるか、進捗管理まで全てサポートしてくれることが特徴です。

 

TOEIC学習は途中で挫折する方も多いです。ですが、コーチングスクールは進捗管理がきついので、途中で挫折したくてもできません(笑)

 

短期間で多くの学習量を確実に達成できるだけでなく、学習方法自体も体系化されている、良質な環境です。

 

ですので、専属コーチがつくTOEICスクールであれば、1〜3ヶ月でTOEIC500点を超えることも十分可能ですよ。

 

TOEIC500点を取るためのスクール

参考までに、TOEICに強いスクールも挙げておきます。

 

TOEICに強いスクール

1. PROGRIT:2ヶ月でTOEIC200〜300点アップ続出している大手スクール。サッカーの本田圭佑選手も利用して絶賛しています。2ヶ月415,800円(10万円値引き制度あり)

2. ENGLISH COMPANY【時短でTOEIC学習】

3. スタディサプリEnglishパーソナルコーチ:前述したスタディサプリTOEICの発展版。オンラインコーチが専属でつき、TOEIC700点達成にコミットしてくれる。最も安いTOEICスクール(3ヶ月74,800円)

 

上記3つがおすすめです。

 

費用は独学と異なり、どれも高めの設定です。ですがその分、短期間でTOEICスコアを大きくあげやすいです。

 

中でもスタディサプリEnglishパーソナルコーチは、費用が最も安いので、一番選びやすいと思います。

 

パーソナルコーチプランも「無料おためし体験」ができるので、とりあえず使ってみることも悪くないと思いますよ。

 

TOEIC対策に強いスクール

おすすめTOEIC対策スクールは以下記事でも詳しくまとめています。TOEICスコアを短期で確実伸ばしたい方は参考にしてみてください。

 

TOEIC500点を超えていこう

TOEIC500点を超えていこう

 

最後に、TOEIC高得点を持っていれば、入試や就職・転職など、あらゆる場面で有利になります。

 

特に就活や転職活動では、何かアピールできるものがないと、書類選考で落ちてしまうことがかなり多いです。

 

ですから、もしあなたに、何もアピールできる学歴や経歴、実績がないなら、何か一つでも、誇れるものを作っておくことをおすすめします。

 

その点TOEICのスコアアップは、他の学歴・経歴作りと比べても、全く難しくありません。

 

特に今回紹介した勉強法であれば、TOEIC500点に到達するだけでなく、500点を飛び超えて600点、700点も十分目指していけます。

 

だからこそ、今回の勉強法を利用し、TOEIC500点は飛び越え、より高得点を短期で実現していきましょう。

 

英語は一生モノのスキルで、この先の人生で必要な場面は多く訪れます。英語の問題は人生の早いうちに解決し、人生の選択肢、幅を広げていけると、理想の未来が実現しやすくなると思いますよ。

 

 

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EIGOTO編集部は、留学経験者、海外勤務経験者、英会話スクール受講者などで構成されています。 入念な調査やスタッフの英語学習体験をベースに、英会話スクール、英語アプリ、英語教材、英語勉強法の紹介などを行っています。