外資系・グローバルに強い転職エージェント7選【転職の専門家が解説】

外資系・グローバルに強い転職エージェント7選【転職の専門家が解説】

「外資系企業やグローバル企業に強い転職エージェントってどこなんだろう?」と考えていませんか?

 

今回は、人材業界で外資系・グローバル企業の転職支援に数多く携わり、自身もグローバル企業へ転職経験した筆者が「外資系・グローバルに本当に強い転職エージェント7選」を紹介します。

 

業界の裏側まで知り尽くしている立場から、希望通りの外資・グローバル転職を実現するエージェント活用方法や、おすすめの企業の選び方まで、徹底解説します。

 

外資系・グローバル企業に強い転職エージェントの活用方法

まずは外資系転職、グローバル転職に成功する秘訣を、人材業界で長年仕事をしてきた経験から解説します。

 

外資系・グローバルに強い転職エージェント活用方法
  1. 外資系・グローバルに強い転職エージェントの中で、3〜4社に登録する
  2. 求人やコンサルタントの質・対応を見て、2社程度に絞る

 

結論、おすすめの活用方法は上記の通りです。

 

1. 外資系・グローバルに強い転職エージェントの中で、3〜4社に登録する

まず外資系・グローバルに強い転職エージェントの中から、3〜4社に登録しましょう。

 

「えっ?3〜4社って多くない?」と感じたかもしれませんが、決して多くなく、むしろ少ないくらいです。

 

なぜなら良い転職を実現できるかどうかは、どれだけ多くの選択肢の中から、納得いく企業を選べたかによって決まるからです。

 

転職エージェントというのは、それぞれ持っている求人が異なります。例えば、あるエージェントはGoogleの非公開求人を持っているが、他のエージェントは持っていないようなイメージです。

 

ですから、1社だけに登録した場合と、3〜4社に登録した場合は、自分自身の選択肢が大きく変わってしまうんですよね。

 

実際に良い転職を実現している人は、5社程度の転職エージェントを併用しながら、本当に希望する会社を見つけ、転職を成功させていることが多いです。

 

とはいえ、いきなり5社は多く感じてしまうと思いますので、まずは3社、できれば4社の転職エージェントを併用しつつ、希望に合う求人を探すことをおすすめします。

 

2. 求人やコンサルタントの質・対応を見て、2社程度に絞る

全部のエージェントから質の高い限定求人が出てきたら別ですが、3〜4社ほど登録すると、被っている求人も一部出てきたり、コンサルタントの質・対応も違いが見えてきます。

 

ですのでこの段階に来たら、メインで使うエージェントを2社程度に絞ることをおすすめします。

 

なぜ1社でないかというと、転職エージェントに本気を出させるためです。というのも、転職エージェントはビジネスモデル上、あなたの転職が決定した段階で、はじめて採用企業から収入を得ることができるからです。

 

採用決定した段階で、決定年収の約30〜35%が、採用企業から転職エージェントに支払われます。つまり、転職エージェント側からすれば、あなたの転職が決定しない限り、タダ働きになってしまうんですよね。

 

ここで2社を使う理由は「他のエージェントでも選考が進んでいること」を、対面しているエージェントに知ってもらうためです。

 

他のエージェントで選考が進んでいる場合、そちら経由で転職が決まってしまう可能性があります。そうすると、転職が決まらなかったエージェントは売上が0円になります。

 

このように、最低2社を利用しておくことで、良い意味で、転職エージェント同士を競わせることができるんですよね。そうすれば、丁寧な対応を迅速にしてくれますし、積極的に内定が取れるよう、積極的なフォローもしてくれます。

 

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

ここからは「外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7つ」を紹介していきます。

 

1. JAC Recruitment

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

JAC Recruitmentは、外資系・グローバル転職に最もおすすめな転職エージェントです。

 

JAC Recruitmentは、リクルートエージェント、dodaについて国内3番目の規模を持つエージェントですが、外資系・グローバル分野においては、求人の質は右に出るエージェントはありません。

 

実際に私自身も利用しましたが、有名外資系大手IT企業やメーカーなど、良質な求人がありました。また、日系大手グローバル企業の求人も質が高かったことが特に印象的でした。

 

JAC Recruitmentは、本当に良質な求人に絞って紹介してくれるエージェントなので、たくさんの求人を紹介してくれるわけではありません。

 

ですが、本当に質の高い求人を数多く持っているエージェントなので、まず最初に登録・相談することがおすすめです。

 

2. ビズリーチ

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

ビズリーチはハイクラス専門の転職サイトです。

 

ビズリーチの特徴は「ダイレクトリクルーティング」という、企業の採用担当者から、直接スカウトをもらえる仕組みがあることです。

 

ビズリーチは、有名外資系企業はもちろん、総合商社や有名IT企業など、誰もが名前を知っている大手日系グローバル企業など、人気企業が数多く利用しています。

 

そういった企業の担当者から直接スカウトを受けたり、自分から応募することができるので、外資系・グローバル企業へ転職を考えているなら登録必須です。

 

私もビズリーチはずっと使っていますが、年収1,000万円以上の外資系・グローバル求人も豊富で、ビズリーチにしかない求人もたくさんあり、とても重宝しています。

 

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

私が実際に利用している微ビズリーチの管理画面

 

ビズリーチは他のエージェントと異なり、会員制のサイトのため、有料となります。ですがその分、本当に質の高い求人に出会えるので、課金する価値は間違いなくあります。

 

3. iX転職

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

iX転職は、dodaを運営するパーソルキャリアが運営するハイクラス向けヘッドハンティングサービスです。

 

業界第2位のdodaで培った顧客基盤を活かし、外資系・グローバル企業の上層部から、希少性の高い、非公開のハイクラス求人を多数引き出しています。そのため、iX転職ならではの求人も存在しています。

 

iX転職では、会員登録後に職務経歴まで記載すると、専門性の高いヘッドハンターからスカウトメールが届くようになります。

 

iX転職で出会えるヘッドハンターは、事業戦略に直結する希少性の高い外資系・グローバル求人を数多く扱っています。他のエージェントではなかなか見つかりづらい、外資系・グローバル求人にも出会える可能性がありますよ。

 

求人は管理職や事業部長クラスを含む、年収1,000万円以上の求人も豊富にあるとのことです(求人数は非公開だったので、担当者に問い合わせを実施)

 

ハイクラスの外資系・グローバル転職を目指すなら、必ず利用しておきたいサービスです。

 

4. キャリアカーバー

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

キャリアカーバーは、人材業界最大手のリクルートが運営する、エグゼクティブ・ハイクラスに特化したヘッドハンティングサービスです。

 

外資系・グローバル特化ではないものの、外資系・グローバル企業における、経営幹部層、管理職層、スペシャリスト層などの良質な求人が数多くあります。

 

さすがは業界最大手ということもあり、長年培ってきた各企業とのコネクションを活かし、キャリアカーバーにしかない非公開求人も数多く存在していました。

 

外資系・グローバル企業に転職し、今より良い役職、年収、キャリアを実現したい場合、キャリアカーバーは登録必須です。

 

5. エンワールドジャパン

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

エンワールド・ジャパンは、外資系・グローバルに特化した転職エージェントです。

 

業界・職種専門のコンサルタントが担当してくれるので、仕事内容はもちろん、業界全体の動向なども熟知した上で、キャリアにプラスとなる提案をしてくれることが印象的でした。

 

外資系企業・グローバルに特化している分、希望にあった求人が見つかりやすいと思いますよ。

 

6. リクルートエージェント

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

リクルートエージェントは、キャリアカーバーと同じく、業界最大手のリクルートが運営している転職エージェントです。転職エージェントとしては、国内最大級のサービスです。

 

ここまで紹介したエージェントはハイクラス向けが多かったですが、リクルートエージェントはハイクラスはもちろん、幅広い年代・役職の求人を網羅しています。

 

求人数で言えば、今回紹介している転職エージェントの中でもトップクラスに多いです。ですので、とにかくたくさんの可能性を知りたい場合は、リクルートエージェントは外せません。

 

私がリクルートエージェントに相談した時も、希望に合った求人を15社ほど紹介してくれました。いろんな選択肢を知ることができました。

 

リクルートエージェントでたくさんの求人に触れたあと、より良い求人を他のエージェントでピックアックしていくことも一つの方法です。

 

7. ランスタッド

外資系・グローバル企業に強い転職エージェント7選

 

ランスタッドは世界第一位の売上を持つ人材サービス「ランスタッド」が運営する転職エージェントです。

 

人材領域では世界最高峰ということもあり、特に外資系企業や、海外転職のコネクションを数多く持っています。外資系企業の非公開求人はもちろん、ランスタッドにしかない独自案件も数多くあります。

 

外資系転職や海外転職を検討しているなら、ランスタッドは外せないエージェントです。

 

外資系企業と日系グローバル企業の違い

グローバルな会社で活躍したいと考えた時は、大きく以下2つの企業があります。

 

  1. 外資系企業
  2. 日系グローバル企業

 

それぞれの違いをまとめると次の通りです。

 

企業形態特徴
1. 外資系企業外国法人や外国人が一定程度以上の出資をする日本の企業。一般的に本社が海外にあり、日本は支店扱い
2. 日系グローバル企業日本法人や日本人が一定程度以上の出資をする日本の企業。一般的に本社は日本にあり、海外に法人がある場合は、海外法人は支店扱い

 

この違いを踏まえて、それぞれおすすめな人を紹介します。

 

外資系企業がおすすめな人と、おすすめしない人

まずは「外資系企業」がおすすめな人と、おすすめしない人も解説します。

 

外資系企業がおすすめな人

外資系企業がおすすめな人は、ズバリ、以下の方です。

 

外資系企業がおすすめな人

・年収を上げたい人

・英語を使った仕事がしたい人

・海外の文化で働きたい人(実力主義、残業しない文化、長期休暇など)

・特定職種をキャリアの軸に、スペシャリストとしてキャリアを積み上げていきたい人

 

「年収」に関しては、外資系企業は高めに設定されています。特に20〜30代など若いうちは、同じ仕事でも、日系企業よりも年収が高くなります。

 

ですから、若いうちに一気に稼ぎたい人は、外資系企業を選択することはおすすめです。

 

また「英語を使った仕事がしたい人」にも、外資系企業は合っています。特に、社内に外国人がいたり、本国と定期的に関わる外資系の場合、日常的に英語を使った仕事をすることができます英語を活かして仕事がしたい場合、外国人のいる外資系企業は合っていますよ。

 

また「日本にいながら、海外の文化で働きたい人」も、外資系企業は合っています。日本人だらけの名ばかり外資系企業だと別ですが、社内の上司に外国人がいるような会社の場合、日本にいながらでも、海外的な文化・カルチャーが浸透していることがあります。

 

成果を正当に評価してくれる実力主義、無駄な残業は悪と考える残業しない文化、休む時はがっつり休む長期休暇などは、外資系企業にある特徴です。

 

また、「特定職種をキャリアの軸に、スペシャリストとしてキャリアを積み上げていきたい人」にも、外資系企業は合っています。

 

外資系企業は、基本的に営業なら営業、マーケティングならマーケティングと、一つの職種で経験を積み上げていくことが一般的です。

 

すでに経験している職種を軸に、今後年収やキャリアを高めていきたい場合、外資系は意にそぐわない配置転換も少ないので、キャリアを戦略的に築きやすいですよ。

 

外資系企業がおすすめでない人

一方、外資系企業が合わない人は次の通りです。

 

外資系企業がおすすめではない人

・海外で仕事がしたい人

 

海外に行きたいから外資系はNGです。なぜなら外資系企業は、実は海外には行きづらいからです。

 

外資系企業というのは、本社は本国にあり、日本の法人はあくまで数ある支社の一つに過ぎません。基本的に海外を異動して仕事をするのは本国所属の社員であり、支社の日本人から、海外駐在などが選ばれることは少ないんですよね。

 

もちろん、一部の外資系企業では、日本人でも海外へ駐在したりするケースはあります。研修制度が整っているところもあります。そういう文化・制度がある会社であれば、外資系企業でも良いと思います。

 

ですが、多くの外資系企業は、日本でずっと働くことになりますので、海外で働きたい人には不向きとなります。

 

日系グローバル企業がおすすめな人と、おすすめしない人

日系グローバル企業がおすすめな人と、おすすめしない人も解説します。

 

日系グローバル企業がおすすめな人

一方で日系グローバル企業はおすすめな人は次の通りです。

 

日系グローバル企業がおすすめな人

・将来的には海外で仕事がしたい人

・日本の文化で働きたい人

・いろんな職種を経験し、ジェネラリストを目指したい人

 

「将来的には海外で仕事がしたい人」は、日系グローバル企業がおすすめです。なぜなら、海外駐在や海外研修など、海外で働く機会が多いからです。

 

特に、三菱商事・伊藤忠商事・丸紅などの「総合商社」や、トヨタ自動車、デンソーなどの「自動車メーカー」は、海外駐在員の数が多いですし、海外研修制度も充実しています。外資系より海外で仕事をするチャンスは、これらの日系グローバル企業の方が圧倒的に多いです。

 

「日本の文化で働きたい人」も、日系グローバル企業が合っています。外資系企業にも日本的な文化の会社はたくさんありますが、慣れ親しんだ文化で仕事がしたい場合、日系を選んでおくことが無難です。

 

また「いろんな職種を経験し、ジェネラリストを目指したい人」も、日系企業を選ぶことがおすすめです。

 

前述通り、外資系は一つの職種でキャリアアップすることが一般的に対し、日本の会社は営業、企画、人事など、いろんな職種を経験しながらジェネラリストを目指す人事が一般的です。

 

ですから、今の職種ではなく、別の職種もチャレンジしながら、業界の専門家になりたい場合などは、日系の方が合っていますよ。

 

日系グローバル企業がおすすめでない人

一方、日系グローバル企業をおすすめしない人は次の通りです。

 

日系グローバル企業がおすすめではない人

・若いうちから高年収を実現したい人

・職種が変わる異動が嫌な人

・海外で働きたくない人

 

日系グローバル企業は比較的高年収が多いとはいえ、「若いうちから高年収を実現したい」場合は外資系企業に劣ります。そのため、20代・30代から高年収になりたい場合は、外資系の方がおすすめです。

 

また前述通り、日系企業は職種転換が多いので、「職種が変わる異動が嫌な人」も向いていません。一つの職種で長くキャリアを積み上げたい場合、外資系の方が実現しやすいです。

 

さらに日系グローバル企業は海外駐在などの機会もありますので、「海外で働きたくない人」も合っていません。外資系企業であれば、海外転勤はかなり少ないので、腰を据えて働くことができますよ。

 

まとめ

最後に、日本は人口減少、少子高齢化、上がり続ける税金や社会保障費など、大きな問題を数多く抱えています。

 

これからの時代、どんな会社・個人も例外なく、日本だけに留まらず「海外」を主戦場とし、「グローバル」に事業を創造していく必要があります。

 

その点で外資系企業や日系グローバル企業は、世界を舞台に活躍する実績・スキル・経験を積みやすい環境です。

 

前述通り、外資系企業・日系グローバル企業どちらも年収は高いので、私生活を充実させながら、キャリアを構築することができます。

 

仕事を通じて英語力を磨いたり、外国人と協働しながらプロジェクトを進める経験を積めることも、外資系・グローバル企業ならではの魅力ですし、キャリアにとっても大きな財産になります。

 

もちろん、「転職すること」はリスクは少なからずあります。ですが「転職活動をすること」は、リスクは一つもない上に、得られることは多いです。事実、転職活動を通じて「自身の可能性を知ること」で、今後のキャリアを深く考えるきっかけにもなります。

 

だからこそ、他の誰のためでもない、自分や家族の未来のために、まずは「転職活動」をしてみることをおすすめします。

 

その一歩だけでも、「豊かな未来」は一気に現実のものになっていきますよ。